家を建てる流れ|土地購入から引き渡しまでの15ステップ

家を建てる流れ|土地購入から引き渡しまでの15ステップ

家づくりは人生で最も大きな買い物の一つであり、スムーズに進めるためには「流れを理解すること」が何より重要です。「何から始めるべき?」「全体の期間や費用はどのくらいかかるか?」そんな疑問を持つ方は多いはずです。

本記事では、「都市部・狭小地対応+地下・屋上活用住宅」の設計思想も視野に入れた、土地取得済み/未取得における計画から引き渡されるまでの流れを15ステップに分けてわかりやすく解説します。

この記事でわかること
・家づくりの全体像がつかめる
・土地があるか/ないかで進め方が違う
・期間の目安がわかる
・費用が発生するタイミングが理解できる
・具体的な15ステップがイメージできる
・狭小地や都市部でも工夫できることがわかる

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家を建てるまでの15ステップ

まず大切なのは、自分や家族がどんな暮らしを望んでいるのかを具体的にイメージすること。
間取りやデザインの希望だけでなく、ライフスタイルや将来の変化も見据えて整理しておくと、後の打ち合わせがスムーズになります。

次に資金計画です。
住宅ローンの事前審査や総予算の確認を早めに行うことで、無理のない計画が立てられます。また土地探しや地盤調査といったステップも、建物の安全性や快適性に直結するため妥協できないポイントです。
さらに、契約から着工、上棟、竣工までは大きな費用の支払いが段階的に発生します。

このように様々なポイントを抑えておく必要があるため、全体のスケジュールと支払い時期を把握しておくことで、安心して家づくりを進めることができます。

1. 暮らしのイメージを固める (土地あり/土地なし)
2. 信頼できる住宅メーカーを探す (土地あり/土地なし)
3. 資金計画を立てる (土地あり/土地なし)
4. 土地探しを開始する (土地なし)
5. 候補土地でプランと概算見積もりを依頼 (土地なし)
6. 住宅ローンの事前審査へ (土地あり/土地なし)
7. 土地売買契約・地盤調査を実施 (土地なし)
8. 設備・建材・間取りの決定 (土地あり/土地なし)
9. 最終仕様での詳細見積もり (土地あり/土地なし)
10. 本契約を締結 (土地あり/土地なし)
11. 住宅ローンの本審査へ (土地あり/土地なし)
12. 着工~基礎工事へ (土地あり/土地なし)
13. 地鎮祭を執り行う (土地あり/土地なし)
14. 上棟式の実施 (土地あり/土地なし)
15. 竣工・引き渡しへ (土地あり/土地なし)

暮らしのイメージを固める

暮らしのイメージを固める

まずは「どんな家で、どんな暮らしがしたいか」をイメージしましょう。
例えば、家づくりは「どんな暮らしをしたいか」を言葉にすることから始まります。
・家族のライフスタイル
(子育て・在宅ワーク・趣味など)
・欲しい空間
(広いリビング、収納、地下や屋上など)
・将来の暮らし方
(子どもの成長、二世帯同居など)

信頼できる住宅メーカーを探す

信頼できる住宅メーカーを探す

都市部での建築は法規制や土地条件が厳しいため、狭小地や変形地に強いメーカーを選ぶのが重要です。
過去の施工事例
対応できる建物の種類
(木造4階建て、地下付き住宅など)
コミュニケーションの取りやすさ
(オンライン相談など)

資金計画を立てる

資金計画を立てる

家の建築費用だけでなく、土地代・諸費用・引っ越し代なども含めてトータル予算を設定します。
自己資金はいくら準備できるか
ローンはいくら借りられるか
月々の返済額の目安

※住宅メーカーと一緒に計画することで、無理のない予算を組めます。

土地探しを開始する

土地探しを開始する

土地なしの場合は、この段階で土地探しを並行して進めます。
希望のエリア・最寄り駅
土地の広さや形状
周辺環境
(学校・買い物・日当たりなど)

候補土地でプランと概算見積もりを依頼

候補土地でプランと概算見積もりを依頼

気になる土地が出たら、具体的に建物プランと概算見積もりを依頼します。
家族構成に合う間取りは可能か
予算内で収まるか
地下や屋上を加えられるか

この段階で「この土地で暮らすイメージ」がより鮮明になります。

住宅ローンの事前審査へ

住宅ローンの事前審査へ

希望の土地や予算が固まったら、銀行などで事前審査を受けます。
借入可能額
金利タイプ(固定金利・変動金利)
借入期間の目安

事前審査を通すことで、資金計画がより現実的になります。

土地売買契約・地盤調査を実施

土地売買契約・地盤調査を実施

事前審査が通れば土地を購入し、正式に契約。並行して地盤調査を行います。
・地盤の強さを確認
・必要なら地盤改良工事を計画
・地下室を設ける場合は特に重要な工程

これにより、安全に建物を建てられる準備が整います。

設備・建材・間取りの決定

設備・建材・間取りの決定

キッチンやお風呂などの住宅設備、外壁材や床材などの建材、間取りを決定します。
・狭小地でも収納力を確保
・動線設計で暮らしやすさを向上
・採光・風通しを工夫

暮らしの快適性がここで大きく左右されます。

最終仕様での詳細見積もり

最終仕様での詳細見積もり

仕様やプランが固まったら、最終的な見積もりを取得。
・総工費
・工期の目安
・支払いスケジュール

ここで「これ以上費用が増えないか」を確認することが重要です。

本契約を締結

本契約を締結

工事請負契約を締結します。
・支払条件(契約時・着工時・上棟時・竣工時など)
・工事スケジュール
・契約解除条件

※後々のトラブルを避けるためにも、契約内容をよく確認しましょう。

住宅ローンの本審査へ

住宅ローンの本審査へ

本契約後、金融機関に住宅ローンの本審査を申し込みます。
・必要書類の準備
・金融機関とのやり取り
・本審査が通れば融資実行へ

ここがクリアできれば、資金面はほぼ確定します。

着工~基礎工事へ

着工~基礎工事へ

いよいよ工事開始です。
・地盤改良工事
・基礎工事
・コンクリート打設

建物の安全性を左右する大切な工程で、地下空間がある場合は特に施工精度が求められます。

地鎮祭を執り行う

地鎮祭を執り行う

着工前に土地の神様へ工事の安全を祈願する儀式です。
必須ではありませんが、多くの方が行う日本の伝統的な習わしです。

上棟式の実施

上棟式の実施

建物の骨組みが完成した段階で行う儀式です。
・家屋の無事完成を祈る
・職人さんたちへの感謝を伝える
・家族の記念イベントとしても人気

工事が目に見える形で進んだことを実感できる瞬間です。

竣工・引き渡しへ

竣工・引き渡しへ

建物が完成し、施主立ち会いのもと最終チェックを行います。
設備の動作確認
内装・外装の仕上がり確認
不具合があれば是正

引き渡し後は新生活のスタート。

暮らしのイメージ広がるモデルハウス見学へ

家づくりの流れを知ったら、次は実際に体感する番です。OU2HAUSのモデルハウスで理想の暮らしをイメージしてみませんか?

家を建てる流れとかかる期間

家を建てる流れとかかる期間

土地をすで取得している場合の流れ

土地を既にお持ちの場合は、上記のStep4とStep5・Step7(土地探しと土地契約)が不要となり、計画のスピードが格段にアップします。その分、法的な用途制限や接道・傾斜・建築制限などは早めに確認することが重要です。

土地ありの場合でも「やるべきことが残る部分」もあります

「地盤調査」 は必ず必要となります。
 → 土地を持っていても、地盤の強度を確認し、必要であれば地盤改良を行う必要がある。
また「用途地域・建ぺい率・容積率・接道条件」など、土地にかかる法規制の確認は欠かせないため、調査しておく必要があります。

具体的な費用発生のタイミング

家づくりでは「どの段階でどんな費用がかかるのか」を把握しておくことがとても大切です。ここでは、注文住宅を前提に、一般的に発生する費用のタイミングを具体的に整理しました。

Step3資金計画を立てる
この時点では実費は発生しませんが、金融機関で事前審査を受ける場合に 収入証明書の取得費用(数百円) が発生することがあります。
Step4~5土地探し・プラン依頼
土地なしの場合:土地の仮押さえで手付金(数十万円)が必要なケースがあります。
プラン依頼は通常無料ですが、場合によっては「設計申込金(5〜20万円程度)」が発生することがあります。
Step6住宅ローン事前審査
審査そのものは無料ですが、印鑑証明などの取得費用が数百円程度かかる場合あります。
Step7土地売買契約・地盤調査
土地ありの場合:売買契約が不要のため費用はありません
土地購入時:土地代金の一部(手付金:購入価格の5〜10%程度)
地盤調査費:10〜20万円程度
Step8設備・建材・間取り決定
契約前であれば費用は発生しませんが、「設計申込金」をこのタイミングで支払うこともあります。
Step9~10本契約締結
工事請負契約時に契約金(着手金)
→ 総工費の5〜10%程度を支払うのが一般的です。
Step11住宅ローン本審査
融資事務手数料(数万円〜数十万円)
保証料(借入額の2%程度 or 金利上乗せ型)
火災保険料(契約時にまとめて支払い)
Step12着工~基礎工事
着工金(工事代金の30%前後) が発生します。
(例:建築費3000万円 → 約900万円)
Step13地鎮祭
初穂料(神主への謝礼)3〜5万円程度が発生します。
※任意なのでやらない場合は不要。
Step14上棟式
上棟時の中間金(工事代金の30〜40%程度) が発生します。上棟式を行う場合、職人さんへのご祝儀・飲食代などで 数万円〜10万円程度かかります。
Step15竣工・引き渡し
最終金(残金:工事代金の20〜30%程度) が発生します。
登記費用(表示登記・保存登記・抵当権設定登記):数十万円が発生します。
引っ越し費用、家具・家電の購入費もこのタイミングで発生します。

家を建てる際の大きな支払いの流れ

土地代金+手付金

契約金(5〜10%)

着工金(30%前後)

中間金(30〜40%前後)

最終金(20〜30%前後)

実際に建てたお客様の家をご紹介!施工事例集をチェック

写真や間取り図でOU2HAUSの住まいを
具体的にイメージできます。ぜひご覧ください。

よくある疑問

Q.家を建てるにはどれくらいの期間がかかる?

情報収集から施工、完成まで含め、最短で約10ヶ月。土地探しが長引くと1年〜1年半かかることもあります。

Q.費用はいつ発生するの?

発生のタイミングは「土地購入」「契約時」「着工時」「上棟時」「竣工時」などに分かれます。

Q.まず何から始めればいい?

理想の暮らしが具体化していない場合は、まず信頼できる住宅メーカーへの相談が最初の一歩です。

まとめ:家づくりの流れを理解して安心の第一歩へ

家づくりは多くの方にとって一生に一度の大きなプロジェクトです。
「何から始めればよいのか」「どのくらいの期間や費用がかかるのか」といった疑問を解消するためには、全体の流れをしっかり理解することが欠かせません。
本記事では、土地購入から引き渡しまでの15ステップを整理し、土地の有無による違いや、各段階で発生する費用のタイミングも解説しました。さらに、実際に必要となる手続きや注意点、家づくりに伴う儀式や確認事項なども具体的にご紹介しています。
特に都市部・狭小地対応に強いOU2HAUSでは屋上・地下活用といった独自の工夫により、限られた土地条件でも理想の暮らしを叶えるサポートが可能です。
流れを知ることは不安を減らし、安心して家づくりを進める第一歩。次のステップとして、ぜひモデルハウス見学や施工事例集の資料請求を通じて、理想の住まいをより具体的にイメージしてみてください。

狭小地の可能性を広げる一歩、まずはお気軽にご相談下さい

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