わずか9.6坪の超狭小地で実現!「鉄骨造の常識」を覆した木造耐火4階建て

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物件
データ
本体価格:4000万円~5000万円
延床面積:78.86m²(23.8坪)
建築面積:20.04㎡
敷地面積:31.90m²(9.6坪)
家族構成:母+夫婦+子ども2人
竣工年月:2022年11月
工法:木造軸組
特徴:耐震・免震・制震 | 収納充実 | 家事がラク | 高耐久 | 高気密・高断熱 | シンプルモダン | 防音・遮音
10坪の土地で家を建てる時の注意点と後悔しない間取り作りのコツを徹底解説

台東区 / I様邸


約10坪の土地で広く快適な二世帯住空間

都心の防火地域に立つわずか9.6坪の敷地に、お母様と娘さんご家族が暮らす木造耐火4階建ての二世帯住宅がOU2HAUSによって実現しました。当初、施主様は「3階建てで狭くても」と計画されていましたが、「できるだけ広くしたい」というインサイトに応えるため、OU2HAUSは4階建てを提案。RC造や鉄骨造でないと不可能だと決め込んでいた施主様に対し、OU2HAUSのオリジナル商品【もくよん®】が、RC造のデメリットである「高コスト」と「室内空間の圧迫」を排除しながら、必要な広さと防火性能を両立させました。

1階は共用、2階は今も取引が続く事業者への金物販売を行うためのお母様のスペースとして、事務所の役割も担います。洗濯が1階で完結するランドリールームや、デッドスペースを活用した収納など、狭小地での暮らしを快適にする工夫が満載。

技術と施主様の希望・要望が詰まった一邸です。

建築前の悩み・課題

「防火地域の常識」と「狭小地での広さ」のジレンマ

10坪という土地と構造の課題

当初は3階建てで狭くてもよいと考えていたが、本音は「できるだけ広くしたい」。しかし、4階建て以上はRC造や鉄骨造でなければ建てられないと決め込んでいた。

防火地域の建造コストと空間の圧迫

RC造や鉄骨造は、防火地域で4階建てを実現できるが、コストが高額になり、特にRC造は隣地境界線まで寄せられるものの柱型が室内空間を圧迫し、費用対効果が得られないと判断していた。

昔からの事業継続スペースの確保

以前行っていた事業者向けの金物販売事業のため、お母様のスペースに、現在も取引が続く顧客に対応するための販売・事務所スペースが必要だった。

家事の効率化と収納の確保

二世帯同居で洗濯物の量が多くなるため、家事を効率化したい。

限られた空間で二世帯分の荷物をすっきりと隠して収納したい。

季節ごとの対策・冬の快適性

以前の家が寒く、冬場の生活にストレスを感じていたため、断熱性・気密性を大幅に向上させ、快適に過ごせる家にしたい。

課題解決の施策

木造耐火4階建ての実現とコスト・空間自由度の獲得

無駄のない設計・デッドスペースの徹底活用

小屋裏収納(約4.5畳)、階段下の土間収納、フロート式玄関収納など、デッドスペースを無駄なく活用し、充分な収納量を確保。

【もくよん®】による木造耐火4階建ての実現

RC造や鉄骨造でしか無理だとされていた防火地域での4階建てをOU2HAUSが木造で実現。RC造や鉄骨造のデメリット(コスト・圧迫感)を回避し、施主様の「広くしたい」というインサイトに応えた。

昔からの事業と住居の垂直分離

2階を金物販売事業を継続するための事務所兼お母様のスペースとし、事業継続に必要なスペースを確保した。

ランドリールームによる家事の完結

1階に広々とした洗面室を設計し、室内干し設備とガス衣類乾燥機を設置。洗濯・乾燥・収納がワンフロアで完結する家事ラク動線を確立。

高気密・高断熱化と床暖房

以前の家との差を埋めるため、高気密・高断熱仕様を採用。

2階と3階に床暖房を導入し、冬でも快適な室内環境を実現。

間取り

OU2HAUSが決めてとなった理由

決め手は、OU2HAUSの「RC造の課題を克服した、コストパフォーマンスの高い木造耐火4階建て」でした。施主様は当初、4階建ての必要性を感じつつも、RC造や鉄骨造の高額なコストと、太い柱型が室内空間を奪うというデメリットに悩まれていました。OU2HAUSは、RC造の性能を木造で実現する【もくよん®】を提案。

この技術で、鉄骨造やRC造を選ぶことなく、予算内で「広くしたい」というインサイトを叶える4階建てを実現できました。また、施主様が重要視されていた高い断熱性能も備えていたため、構造、コスト、快適性の全てで優位性を示し、家づくりをお任せいただく決定打となりました。

具体的な施策

【事業と住居】2階に設けた継続事業のための販売スペース

2階は、お母様が以前行っていた事業者向けの金物販売事業を、現在も取引が続く顧客に対応するため継続できる事務所兼スペースとしました。住居とは動線を分けることで、プライバシーを確保しつつ、ライフワークを続けられる居場所を提供。細長い敷地ながらも、事業と暮らしの機能が共存する、理にかなった間取りです。

【家事ラク】洗濯・乾燥・収納が完結する広々ランドリールーム

1階の洗面室は、ゆったりとした広さを確保したランドリールームを兼ねています。室内干し設備と高性能なガス衣類乾燥機を設置したことで、洗濯・乾燥・収納がこの場所だけで完結します。

さらに、家族の着替えなどがしまえる収納も充実しており、家事の移動と手間を大幅に削減し、共働き世帯の暮らしをサポートしています。

【空間活用】無駄なく実現した大容量の収納設計

9.6坪という限られた敷地面積を最大限に活かすため、収納は立体的な空間活用を徹底しました。玄関から見えない位置には、ベビーカーや自転車を置ける土間収納(階段下を活用)を配置。子育てを中心に生活動線を意識した階段下土間収納は、散歩から帰ってきたベビーカーや遊び道具などをサッと収納でき、帰宅後のストレスを緩和できます。

4階の上部には約4畳半の小屋裏収納(ロフト)

普段使わないものや季節のものをたっぷりと収納できるようにしました。広く使うために縦の空間を有効活用しています。

【インテリア】空間の広がりを演出する白と窓の工夫

明るく広々と魅せるホワイト系

内外装ともに白を基調とし、限られた空間をより明るく、広く見せる工夫が施されています。

外壁にはタイルは優しい色合いのニューグランドールシリーズⅠコルモストーン調プレミアムを使用しています。

ホワイト系統の外壁、内装を採用し、建物を大きく見せる視覚効果を発揮。

1階玄関ホールには明り取り窓を設置して採光と風通しに配慮。

特に4階は、窓を床面と合わせることで、開放的な広がりを演出し、都心の家づくりを数多く手がけてきたOU2HAUSのノウハウを随所に活かしています。

【未来対応】成長に合わせて変えられるフレキシブルな4階

4階は現在、子世帯の寝室兼リビングとして活用されていますが、将来的に家族の成長や生活スタイルの変化に伴い、間仕切りをして部屋を分けることが可能な設計になっています。家族構成が変わっても長く快適に住み続けられるよう、可変性を持たせたフレキシブルな空間提案です。

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